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これは使える! ライバルサイトの状況が分かるSimilarWebの使い方

マーケティングアクセスアップアクセス解析

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他の歯科医院のホームページで気になるサイトはありませんか。ライバルサイトであっても、見ていて惹きつけられるサイトというのがありますよね。そういうサイトは単にホームページの造りが良いだけでなく、WEBマーケティングの戦略がしっかりしているケースも多いものです。こうしたライバルサイトの情報はなかなか収集するのが難しいものですが、そんな時に利用していただきたいのが、「SimilarWeb(シミラーウェブ)」というサービスです。対象のホームページのURLを入力するだけで、どんなサイトの状況も一目で分かってしまう、という驚きの機能を持っています。さっと気になるサイトの状況を確認したい時でも、またじっくりと情報を分析したい場合でも、”使える”ツールです。今回はそのSimilarWebの使い方をご紹介しますので、ぜひ今日からでも使ってみてください。

SimilarWebの概要

「なぜ他のサイトの情報が収集できるのか?」と疑問をお持ちだと思います。SimilarWebによれば、

  • 1000を超える様々な情報源を所有している
  • 月間10億ページを分析するクローラーによって情報収集している
  • 世界中で数千万のユーザーのデータを制御し、業界トップのパネルデータを作りあげている
  • グローバルスケールで、あらゆるタイプの消費者の統計情報を様々な側面から収集している

上記から得られた情報を、独自のアルゴリズムによって処理、統計分析と機械学習技術を使用し、活用できるデータに変換しているようです。

独自の情報と分析ロジックということになりますが、WEBの世界では分析で使えるようなパブリックな統計情報というものはほとんど存在しないのが現実でもあります。

使い方は簡単です。入力欄に調べたいサイトのURLを入力し、検索するだけです。また、無料プランと、有料プランが用意されており、有料プランではキーワード分析が500件以上など、より高度な分析が可能になっていますが、無料プランでも十分に活用できる機能が備わっています。

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https://www.similar-web.jp/

SimilarWebで得られる情報

●サイトのアクセス状況(Traffic Overview)

Yahoo! JAPANのサイトを例に、どのような情報が得られるのか見ていきたいと思います。

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まずは半年間の概要としてTraffic Overviewが表示されます。グローバル(Global Rank)や国内(In Japan)での同カテゴリーでの順位や、月間の訪問数(Estimated Visits)、滞在時間(Time On Site)、ページビュー(Page Views)などが表示されます。

注意しなければならないのは、ここでのページビューは平均値になっていることです。従ってサイトの総ページビューは、(平均)ページビュー9.33×月間訪問数406M=約38臆ページビューになります。

また、どのような経路でこのサイトを訪れたのかを表す、参照元ページ(Traffic Source)もOverviewから確認することができます。サーチエンジンやSNSなど、どのような方法でユーザーを獲得しているかが分かってしまいます。

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以上が概要ですが、より詳細のデータを見ることもできます。

 

●アクセス元の国/地域(Geography)

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どの国/地域からユーザーがアクセスしているかの情報です。グローバルで展開している場合は有用な情報です。

 

●リンク元サイト(Referring Sites)

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具体的にどのサイトから飛んできて(Top Referring Sites)、そしてどのサイトに出ていったのか(Top Destination Sites)が分かる情報です。流入元は、外部リンクや広告出稿、参照されている先が推測できる貴重な情報です。

 

●検索キーワード/エンジン(Search Traffic)

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どのような検索キーワードが使われているのか(Organic Keywords)や、利用されている検索エンジン(Search Engines)が分かります。またリスティング広告等で使用しているキーワード(Paid Keywords)も表示されますので、ライバルサイトのキーワード戦略を分析することができます。

 

●SNSからのアクセス(Social)

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どのようなSNSからアクセスされているかが具体的に分かり、SNS戦略の概要が把握できます。

 

●ディスプレイ広告(Display Advertising)

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グーグルのAdWordsなどのディスプレイ広告のアクセス状況の詳細が分かります。どのサイトに広告掲載しているか(Top Publishers)、どのような仕組みを使っているか(Top Ad Network)まで表示されますので、具体的にどのような戦略を用いているのかが把握できます。

 

●ユーザー関心対象(Audience Interests)

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サイト訪問者がどのような分野に興味を持ち(Categories)、他にどのようなサイトをよく訪れるのか(Also visited website)、どのようなキーワードに興味があるのか(Topics)、が表示されますので、ライバルサイトを訪れる方の人物像が推測できます。

 

●類似サイト(Similar Sites)

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テーマやカテゴリーが似ていると判断されたサイトが表示されます。このサイト以外のライバルとなるサイトを確認できます。意外なサイトがあった場合は、こちらの想定していないライバルかもしれませんので、注目すべきです。

 

●モバイルアプリ(Mobile Apps)

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そのサイトにモバイルアプリがある場合に表示されます。モバイルで展開している場合に、その内容が一覧できるので便利です。

 

SimilarWebをどう活用するか

●ライバルサイトの情報は宝の山

新たに戦略を練る場合はもちろんの事、アイデアや戦術に行き詰った時や想定した成果がなかなか現れない場合など、ライバルサイトの状況は、時に具体的な方向性を示してくれる有用な情報源になります。

  • こちらが全く想定していないキーワードで流入している
  • 意外なサイトから流入している。意外なサイトへ流出している
  • 意外なところで広告が効果を出している

などが見つかれば、こちらで利用した場合の効果を想定してみましょう。また同じようなやり方でも効果に著しく差がある場合は、その原因を探ってみるのも効果的です。ライバルサイトでも、よりページビューの多いサイトが有用な情報を提供してくれる場合が多いと言えます。

また、自医院のホームページの分析にも積極的に使っていきたいものです。Google Analyticsなどのツールを使えば詳細の分析はできますが、敷居が高いことは否めません。その点SimilarWebはURLを打ち込むだけですので、手軽に状況が把握できるという利点があります。多忙な中でのアイデア出しや検証には有効なツールとなるでしょう。

まとめ

ライバルサイトを含めた他社のサイトの情報は、なかなか入手が困難です。独自の情報とデータ解析方法でサイト分析を行っているSimilarWebは、その情報の客観性や正確性に疑問を呈する声も少なからずあります。しかし、同等の情報を提供しているサービスは他に見当たらないのが現状です。”ある程度の想定値が含まれる”という前提で利用すれば分析や判断に、そう大きな悪影響はないのではと思われます。ライバルサイトや自医院のサイトの状況把握に積極的に活用していけば、きっと自医院のWEBマーケティングの助けになることでしょう。