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ホームページで強みをカタチに!歯科医院のブランディング戦略

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「ブランディング」とは、企業の成長戦略やマーケティングの上で重要になってくる概念であり、歯科医院には関係がない話なのでは?と思われたかもしれません。とんでもない。ブランディング戦略は歯科医院経営にとっても有効な取り組みです。ここでは、歯科医院が取り組むべきブランディングや、長期的に集患につなげるための方法を探ってみましょう。

歯科医院の置かれた現状

「8020運動」の達成率が年々上がっています。また、オーラルケア製品の充実、保護者の意識の高まりなどで子どもたちの虫歯も減っています。よって、歯科医療費の割合は年々減少しています。

その一方で、2018年1月現在の歯科診療所は6万8791ヶ所もあり、コンビニの数より多いといわれています。

そのため歯科医院業界の競争は大変厳しく、早く手を打たないと市場から淘汰されてしまうリスクがあります。他の医院とどのように差別化していくか、どのように患者の信頼を得ていくかが課題となっています。今回は、そのためのブランディング戦略についてご説明していきます。

歯科医院のブランディング戦略とは

ブランディングとは、お客さま(患者さん)が共通して持つ「イメージ」のことです。

有名ブランドは、その名前を聞いただけで企業ロゴやマーク、商品がすぐに思い浮かびます。社会に広く浸透することで、ブランド自体が価値を生み出し、信頼性がさらに高まっていきます。

最近の経営学用語に「レッドオーシャン」と「ブルーオーシャン」という用語があります。「レッドオーシャン」とは飽和状態となって競争が激しい分野、「ブルーオーシャン」はライバル不在で競争のない未開拓分野のことです。医院の数が増えて、競争の激しさが増している歯科医院業界自体は「レッドオーシャン」ですが、たとえば診療時間の延長や休日診療などのサービスを実施することで、一気に「ブルーオーシャン」化する可能性も秘めている業界であるとも言えます。

PDCAでブランディングを形にしていく

PDCAとは、「計画(Plan)→実行(Do)→評価(Check)→改善(Action)」の頭文字を取った用語で、4段階で進めていく業務管理方法です。このプロセスを繰り返すことで業務を改善し、品質を上げていくことを目指していきます。実行して、うまくいかない場合は改善し、また計画を練り直して実行する……を繰り返しながら、業務を管理していきます。

 

  1. Plan(ブランドコンセプトを洗い出す)
    医院の強みや差別化できる個性を洗い出します。たとえば、「バリアフリー対応」「医院が地域ボランティアに参加している」「待合室に子どもが遊べるスペースがある」など、歯科医院への敷居を物理的にも精神的にも下げることになるアピールポイントを客観的事実として見せることができるかどうかが重要です。
    この時に気をつけなければならないのが、必要以上によく見せようとしないことです。上辺だけを取り繕うと、のちのち実態との違いに患者さんが幻滅し、離れていくことも考えられます。マーケティングの専門家に調査を依頼したり、常連の患者さんにアンケートを取ってみたりすることも方法の1つです。自分たちでは気付かなかった回答が得られるかもしれません。
  2. Do(ブランドデザインを決定する)
    ブランドコンセプトが固まったら、制作会社やデザイン会社に入ってもらって、コンセプトに基づいたロゴマークやイメージカラー、看板、ホームページなどの制作を依頼し、総合的に導入しましょう。

  3. Check(導入した結果を検証する)
    ブランドデザインを導入後、患者さんの評判はどうだったか、どのくらい新患が増加したか、ホームページからの問い合わせや予約はどのくらい増加したか、その効果を検証しましょう。

  4. Action(改善する)
    改善された点や改善されなかった点を検証し、改善されなかった箇所は原因を探り、改善方法を検討しましょう。

 

この4つのプロセスを繰り返すことで、地域や患者さんの中で認知度が上がり、徐々に存在感を大きくしていくことを目指します。

ブランディングとしてホームページが果たす役割

このPDCAサイクルを繰り返してブランディング化する上で大きな役割を果たすのがホームページで、ブランディングの発信窓口になります。従来のように、チラシや口コミも患者さんにとっては重要や情報源であることに変わりはありませんが、これだけスマートフォンユーザーが増えてくる時代になると「ネットでの検索」で医院を知ってもらう機会の方が圧倒的に増えてきます。「新しい歯科医院ができたので調べてみた」という人もいれば、地図機能を使って「通勤途中に受診できそうな歯科医院」や「今いる場所から一番近い歯科医院」などで検索結果に表示されることも増えてきます。

ネット検索で医院のことを知ってくれた人たちにとってはホームページの印象が全てです。TOPページに明るく清潔感のある画像を配置しているか、探している情報はすぐに見つかるか。勝負はほんの数秒です。ダメだと判断されれば、そっとページを閉じて、他の歯科医院のサイトに移ってしまいます。

まとめ

結局のところ、ブランディングにはこれが正解というものがありません。有名ブランドでさえ、絶えず試行錯誤を繰り返しながら、新たな改善点を探り、いい方向に変わろうと模索しています。歯科医院とて同じこと。長期的に患者さんと良好な関係を築いていくためには、時代の流れを見ながらブランディングを進め、日々模索していくことが安定した経営基盤を確立させるため確実な道のりになります。