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歯科医院のアクセスアップや集患対策はホームページだけでは不十分?専門サイトを制作するメリットについて

インバウンドマーケティングアクセスアップエムハンド

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Web集患時代となり、ホームページを整え自医院の強みを謳ってWeb上で集患することはほぼ常識となりました。定期的にブログを更新し、検索で上位に食い込む努力もコツコツ継続。そうした施策が功を奏してWebでの集患も安定し、毎日忙しく診療を続けている歯科医院も多いことでしょう。

今回のテーマはこうした順調な歯科医院にとっても真剣に考えなくてはいけない「この先」についてです。今後、戦略的に歯科医院のホームページのアクセスアップやWeb集患対策をするには、総合的な医院紹介サイト(いわゆるホームページにあたるサイト)だけでは不十分となり、それらに加えて「専門歯科サイト」を制作する必要性に迫られてくることが予想されます。ホームページ内に設けた「専門歯科分野の説明ページ」と「専門歯科サイト」はどう違うのか、制作の実際とそのメリットなどをエムハンドの事例で解説します。

年々変化していく歯科診療の現状を捉え、対応していくために

以前に2025年問題を扱った記事でご紹介したとおり、今後、超高齢化社会を迎えるにあたり、歯科医院の患者層や診療内容は刻々と変化をしていくと考えられます。

※関連記事⇒2025年問題を見据えて、歯科の訪問診療に着手するのは“今でしょ”の理由

子供たちの虫歯の治療は激減し、小児歯科は完全に予防歯科へシフト。学生やアスリートに向けてのスポーツ歯科分野も広がっていく可能性があります。一方で年々増えてゆく高齢者層が要介護層へと変化する前に訪問診療も念頭に置く必要も出てくるでしょう。富裕層向けの審美歯科や歯列矯正専門医院もさらに需要が伸びる傾向にあります。
そうした中で必要とされるのが専門分野の歯科診療を特化して集患する「専門歯科サイト」です。

新しく始めた専門歯科分野でアクセスアップやWeb集患をするために必要なこと

新しく専門歯科分野に特に力を入れていこうとするとき、その分野で自社サイトにアクセスを集め、集患していく必要性が出てきます。例えば、以下のような場合です。

  • 「インビザラインを導入したので、矯正歯科部門をさらに特化したい」
  • 「審美歯科の患者さんが増えてきたので、体勢を整えて本格的に取り組みたい」
  • 「自分の医院で働いている息子がスポーツマウスピースを始めることになった」

こうした専門歯科分野に切り込んでいくためにはどんな方法があるのでしょうか。
エムハンドでは主に次の3つを提案しています。

  1. 既存のホームページに専門ページを1ページ分増やす
  2. Web広告を出すことを前提に、1ページだけのランディングページを作る
  3. 10ページ程度の専門サイトを作る

これらの違いを説明する前に、Web上での集患に欠かせないアクセスアップ要素である「検索結果(SEO)」と「広告表示」についてお話します。

アクセスアップ方法1:自然検索(SEO)結果で上位に表示される

まず何よりも集患に貢献するのは「ユーザーの検索結果(SEO)で上位表示されること」です。
そのためにはサイトやページの中に集患したい専門歯科分野を示すキーワード(例えば「インビザライン」「矯正専門」「目立たない矯正」など)を狙いを定めたうえで適度な数を入れる必要があります。ただし、キーワードを羅列するだけの意味のない記事内容では上位表示されるための高評価は得られませんので、ユーザーに役立つ記事内容を充実させたうえで、自然とキーワードが頻出するようなページを作る必要があります。そのためには記事を書くスペースが多いほうが有利となるのです。

つまり、既存のホームページだと新たな専門歯科分野に割けるのが1ページ程度なのに比べ、専門サイトであれば10ページ程度使えますので、明らかにSEOの観点から有利であることがわかります。

アクセスアップ方法2:広告を出す

次にSEO以外で効果的にアクセスアップやWeb集患する方法として「広告」があります。
代表的なものを挙げると、

  • リスティング広告:検索結果と連動表示させる
  • ディスプレイ広告:長方形のバナー(リンク付き画像広告)をWebサイトの端に表示させる
  • SNS広告:TwitterやFacebookなどSNS上の広告
  • リマーケティング広告:ホームページの訪問者を追跡して表示する広告

となります。
こうしたWeb広告をクリックした際に表示されるページとして作られるのが「ランディングページ」と呼ばれるものです。広告をクリックした時点でユーザーの興味は対象の分野に向いている(例えば「インビザラインで矯正をしてみたい。いくらくらいでできるのだろうか」と思っている)ので、ランディングページではその分野の詳しい情報を提示し、「医院に問合せをする」「予約をする」といった結果に導くように設計します。

またSEOに比べると広告費用というコストはかかりますが、出稿したその日から効果が出始める即効性は広告の最大の強みと言えるでしょう。

ホームページ内に設けた専門歯科ページと専門歯科サイトの違い

では、ホームページ内に専門歯科ページ(大抵は1ページ程度)を新たに設けるのと、専門サイトやランディングページを新たに作るのはどんな違いがあるのでしょうか。棲み分けの方法をお伝えしていきます。

まずは大前提として、対象となる専門歯科分野の集患をどのレベルで行おうとしているかで出発点が変わります。
例えば、まだ専門歯科分野に着手し始めた段階で、大々的にやる前に既存の患者さんへアプローチして反応を見たいのか。それとも、この専門分野で新たな患者をなるべく大勢獲得したいのか。
前者のようにホームページに来てくれた人にアプローチできたらよいレベルであれば、ホームページ内に専門歯科ページを1ページ分新たに増やすところから始めるのがいいでしょう。
後者のようになるべく多くの新患を獲得したい場合は、次の3つのパターンのうち、どれがふさわしいかを見定めます。

1:既存のホームページ内に専門歯科ページを1ページ分増やす

既存のホームページ内にページを増やす方法で、時間的にも手間的にも3つの中では一番簡易にできる方法です。最大のメリットは何といっても費用が安く上がることです。追加1ページの制作費用だけで済みますので、エムハンドでは2.5万円~となっています。
デメリットは露出ページのボリュームが少ないため、SEO対策がしにくいところです。
ただし、集患しようとしている新しい分野への参入が比較的早く、同じ地域に競合相手の歯科医院がまだない場合には、たとえ1ページの露出でも検索結果で上位表示される確率が高く、集患の効果も期待できます。

2:広告を出すことを前提に、1ページだけのランディングページを作る

「ランディングページ」とは、Web広告をクリックした際に表示されるWebサイト(ページ)です。通常はタテに長い1ページで構成され、広告をクリックしたユーザーが知りたい具体的な情報を入れ込んで作成します。エムハンドでは20万円程度~作成可能です。

専門歯科の集患にあたって、十分なWeb広告を出すことを前提にしている場合は、検索結果はさほど気にする必要もないのでランディングページが適当でしょう。

3:10ページ程度の専門サイトを作る

専門歯科専用のサイトを一から作成します。エムハンドでは50万円~と、ホームページを作るのと変わらない費用がかかりますが、新しく打ち出す専門歯科分野が医院経営の中核をなしてゆく存在であればそれだけの価値がありますし、効果も期待できそうです。
すでに競合ひしめく市場に進出するのであれば、このような10ページ程度の専門サイトを作り、検索で訪れた人に興味をもってもらうに十分な詳細なコンテンツを充実させます。
また、検索で上位に表示されるように「検索されやすい」キーワードを入れ込むと同時に、検索数こそ少ないけれど着実に訪問数を稼げる「ロングテールキーワード」を含んだコンテンツをも仕込んでいきます。こうしたキーワード対策でアクセスアップから集患へとつなげることが可能です。

エムハンドの場合は、クライアントの歯科医院の希望や状況を伺い、市場の状況と合わせて、この3つのパターンの中から最適なカタチをご提案するようにしています。

専門歯科サイト制作のポイント

では、実際にはどのような工程で専用サイトやページを制作していくのか、また、ホームページとの専用サイトの違いや関係性などを、エムハンドで担当させていただいた京都・西院の大型歯科医院『西院デンタルクリニック』様の制作実例でみていきましょう。

『西院デンタルクリニック』様の特徴は「幅広い治療への対応」と「専門性」という、一見相容れない要素の両立を成功させているところです。
ホームページでは一般歯科に加え、予防・小児歯科、審美歯科、矯正歯科、インプラント、マタニティ歯科、スポーツマウスピース、アンチエイジング歯科などの専門歯科を掲げ、それぞれの専門医が治療にあたることが強く印象付けられています。

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西院デンタルクリニック ホームページ
▲ホーム

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▲ホームの専門歯科目次

常に表示される右側のカラムにはより詳しい説明が読める各専門サイトや専門ページへ飛ぶバナーが配置され、ホームページの一部として機能しています。

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▲専門サイトやホームページ内の専門ページへ飛ぶバナー

 

西院デンタルクリニック様の専門サイトの一つである「アンチエイジング歯科専門サイト」はサイト開設当初は、京都では他に競合のない中で先駆けての打ち出しでした。そのこともあって、1ページもののランディングページでしたが、検索からもかなりの流入がありました。

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西院デンタルクリニック アンチエイジング歯科専用サイト

訴求ポイントは「早い」「安い」「高品質」。美容注射として人気の高まっている「ヒアルロン酸注射」を、エステサロンより歯科医院のほうが「安全に、安く、高品質な施術が受けられる」ということが伝わるように構成されています。

治療効果がひとめでわかるようにビフォー&アフターの症例も示され、問合せ用の電話番号とメールアドレスは合計3箇所に表示されています。

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▲専門サイト内のビフォー&アフター症例

ホームページ内の「アンチエイジング歯科」のページと、専用の「アンチエイジング歯科サイト」を比べてみたら、その情報量が明らかに違うことがわかると思います。

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▲HP内のアンチエイジング歯科ページ
ページの最後に専用サイトへ飛ぶバナーがあり、
詳細はそちらを見る仕組みになっています。

まとめ

いかがでしでしょうか。
専門歯科をこれから立ち上げる、あるいは、すでに立ち上げていたがその分野だけでの集患は特にしてなかったという歯科医院は、ぜひこれを機会に専門歯科サイトの制作を考えてみてはいかがでしょうか。

専門歯科サイト制作について詳しく話を聞く⇒クリック

 

(※本稿は2017年6月8日に加筆・修正をしております)