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歯科WEB集患ブログ

歯科医院のホームページ制作・専門サイト制作のデザイン考5:画像&動画コンテンツ

インバウンドマーケティングWEBデザイン医院運営

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歯科医院のWeb新患獲得競争は年々激化の一途を辿っています。そんな中、時代に適合したWebサイトづくりはもちろん、2~3年ごとにSEO対策やサイトリニューアルなどをし、常にメインテ ナンスを加えながらWeb対策をするのが常識化してきています。

そんな激しい競争を潜り抜け新患獲得競争に打ち勝つには、どれだけ見栄えが良くても、どれだけ検索数が多くても、それだけでは不十分で、サイトに来てくれたユーザーを惹き付け確実に来院へつなげる魅力を備える必要があるのです。
予算に縛られて決まったテンプレートに当てはめただけのサイトを作ったり、面倒・時間がないことを理由に制作会社に任せっきりでは、厳しい競争には勝てません。 Web サイトを通じて、ユーザーに何をどんな言葉(コピー)で伝えるのか、どんなイメージ(デザイン)で伝えるのか、その方向性を院長や担当者がしっか り持つこ との重要性が増しています。ホームページ制作会社に任せるにしても、方向性や希望するイメージをきっちりと示せるように歯科医院のWebサイト のスタイル (デザインや構造やコピー)について数回に分けて研究していきたいと思います。

1回目は「小児歯科」のWebサイトデザイン
2回目は「矯正歯科」のWebサイトデザイン
3回目はどんなサイトにも使える「コンセプトワーク」
4回目は特徴の乏しい歯科医院を魅力的に魅せる「コピーワーク」
についてお伝えしてきました。
5回目となる今回はWebサイトの力を増す「画像&動画コンテンツ」についてお伝えします。

「画像」&「動画」を制するものはWeb集患を制する

今回ご紹介するのは、歯科医院のホームページには欠かせない「院内紹介」や「院長からのご挨拶」「診療コンセプト」などを表現する際に使える「画像コンテンツ」と「動画コンテンツ」についてです。

Webサイトにおいては、「文字のみ<文字+画像<動画」の順で、情報の伝達能力は高まります。これらのツールの真価を知り、うまく活用することで、前回同様に特徴の乏しい歯科医院のWebサイトを何倍も魅力的に魅せることができます。もちろん、特徴的な歯科医院の魅力を伝えるのにも向いています。画像&動画コンテンツの実力をご紹介いたします。

魅力的な院内ツアーは歯科医院にとって重要

治療に緊張が伴う歯科医院の場合、その選択基準において、院内がどんな様子か――リラックスができるか、プライバシーは保たれているか――は非常に重要だと言えるでしょう。ホームページで院内を紹介することは必須ですが、たくさんの写真やわかりやすい動画で見せる院内ツアーなど、工夫を凝らしたものはその分、見る人に訴えるものがあります。

アルファデンタルオフィス 小児歯科・小児矯正歯科 院内シミュレーション
http://www.alfakids.jp/simulation/

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23枚の写真で成る院内ツアーは、「県道からみたところ 01」「県道101号線 東側(赤坂方面)からお越しになると青い看板が見えます」「ローソンの信号から進むと次の信号の手前にあります」という説明つきの外観写真から始まります。
続いて駐車場や前庭の案内やカフェのような待合室、キッズルームの写真。
ゆったりした駐車場には「運転に自信のないお母さまでも安心です」、オーラルケア用品が準備されたパウダールームには「来院までに歯磨きできなくても安心だね」といったように、各写真には来院者の立場に立ったコメントが入っているのが人の心を惹き付けます。

一軒家のゆったりした造りに加え、絵になる要素の多い歯科医院だからこそのボリュームとおしゃれ感だと思いますが、何より大切なのは「見る人がまるでそこを訪れたかのような気持ちになるように」「自分たちの医院を知ってもらいたい」という意思を形にしていることです。
各医院それぞれの個性とよさがありますので、シンプルでもよいのでこの「知ってもらいたい」という気持ちを反映した院内紹介を目指してみてください。

 

たけち歯科医院 院内紹介
http://www.tdc-smile.jp/beginner/

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20枚の写真を使った院内ツアーですが、単に写真を並べただけではありません。「初めてご来院の方へ」と題して、外観、入口、受付、待合室、カウンセリングルーム……と、診療の流れ順に写真を並べ、それぞれの写真にそこで何をするかの説明文をつけて、「院内紹介」と「診療の流れ」を組合せた院内ツアーとなっています。
文章は気になるところだけ読んで、ほかは読み飛ばすこともできますし、写真を追うだけでもなんとなく診療の流れは理解できるので、あっという間に最後まで見ることができます。

院内ツアーは、写真だけだと、どうしても写真自体のクオリティが問われますが、こうした構成なら、文章と組み合わせることで多少のマイナス要素もカバーできます。また、どの歯科医院でも「初診の流れ」というのはありますので、実際の様子を追いかけることで、構成に迷う必要もありません。短くも長くも調整できますし、強調したい部分をアピールしやすいのもよいところです。

 

宮田歯科三田診療所
http://www.miyatadc-mita.com/

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こちらの歯科医院ではGoogle ストリートビューを使って院内の紹介をしています。ご存知のとおり、画面上の矢印をクリックすることで、院内を歩いているかのごとく進んでいくことができます。ストリートビューは自分で操作するのが楽しく、あるとついつい覗いてしまうアトラクション的要素が魅力です。

Google ストリートビューを導入するにはサイトから申し込みをし、360℃パノラマカメラで院内を撮影してもらい作成します。撮影料は広さや枚数によって変わりますが、掲載料は無料なのでそれほど敷居は高くありません。

動画が持つ圧倒的な情報量と伝達力

ここ3年あまりでWebサイトにおける動画コンテンツの重要性は急激に増しました。技術の革新でスマホからでもサクサクと見られるようになり、動画は一つのメディアとして、静止画とテキストと並んでサイト内の要素として、その可能性を現在も拡大させ続けています。
歯科医院のホームページにおいても動画を導入するところが増えてきました。院長自身が登場し、自分の医院のコンセプトを紹介したり、得意な治療について説明をしたり、院内の紹介をしたり、またそれらの複合だったりと、パターンは様々です。

写真と文章に比べて、動画は視聴者へ与えることのできる情報量が5000倍も多いと言われています。サイト内のわずかなスペースに動画を置くことで、短い時間で非常にたくさんの情報を効果的に視聴者に伝えることができるのです。

院長の言葉で語りかけることで、院長の人となりを知ってもらい、患者となってくれる人へ大切なメッセージを直接伝えることができるのが魅力です。
反面、好印象を持ってもらい、伝えたいメッセージを確実に届けるためのクオリティの高い動画を作成するためには、費用がかかるということです。
動画は構成・撮影・編集の行程があり、プロであってもその特徴やクオリティは千差万別です。プロに依頼するのであれば、自分がこうと思うクオリティの動画を見つけて、同レベルのものが制作できるところに依頼するのがよいでしょう。
以下に歯科医院のWebサイトにおける動画導入の効果と、参考にすべき実用例などをご紹介します。

こうち歯科 医院紹介
http://kochi.dentalmall.jp/

kouchishika

 

ホームページのトップページに据えられた動画の画像がそのまま、トップページのメインビジュアルになっています。つまり、この歯科医院のホームページのメインはこの動画であるという表現ですね。
約5分にまとめられたこの動画の内容は、ごくごく普通の歯科医院のものです。医院の立地、スタッフ紹介、院内紹介、根幹治療を得意とする院長の治療方針と治療、訪問歯科を行っていること、患者さんの声。

語られている内容を文字に起こしてしまえばきっと、これといって特化したところがないごく平凡な印象になると思われます。院長のセリフ回しもお世辞にも上手いとは言えず、原稿にまとめた台詞を読んでいる感がありありです。
ところが、動画にすることで最後まで見てしまうという人は多く、5分間の動画を見てもらうことでサイトを何ページ分も読んでもらうのと同等の価値があるのです。そして何よりも重要なのは、この“器用ではない院長”の様子さえ、“きっと、実直な性格なのだろう”というプラスの評価を抱いてもらえる材料になるという点です。動画だから伝わる人となりもまた、歯科医院にとっては重要な情報なのです。

実はこの動画は、ある有名な歯科医院のWeb集患専門のコンサルタント会社が制作したプロモーション動画で、全体の構成やセリフ回し、テロップの文字の入れ方など考えに考え抜かれたものです。今回は数ある実例から、歯科医院の規模が一番小さく、特化した特長も少ないものを選んでピックアップしてみました。同じような構成で、他の実例も多く掲載されていますので、動画導入を考えておられる方は、「自分の歯科医院なら、こんなことが語れるな」という想像をしながらご覧になってみてください。

【参考】デントランス http://dental-movies.jp/

 

 

たぼ歯科医院 院長インタビュー
http://www.tabo-shika.com/clinic/staff.html

 

歯周病治療を専門とする院長から、その治療のクオリティの高さなどが語られます。
テロップで示される質問に院長が答えるかたちで構成されており、落ち着いた中にも熱いものを秘めた院長の受け答えからは、歯科医師・衛生士・技工士がタッグを組んで治療にあたっていること、常に研鑽に努め、最先端の治療法や技術をもって治療にあたろうとするまっすぐな姿勢などが伝わってきます。

 

 

 

宮田歯科三田診療所 院長インタビュー
http://www.miyatadc-mita.com/

 

「歯医者さんで苦労されてきた方ほど、先生に早く会いたかった。もっと早く出会えてれば、とおっしゃってくださる方が多いので…」。という印象的なセリフのピックアップから始まる5分弱の動画は、院長のナチュラルな語りや表情、スムーズなカメラワーク、動画の邪魔をしない音楽など、非常にスマートな仕上がりで見る人を魅了します。

立地、規模感、治療方針を患者さんと決めていくこと。約1時間という治療時間をかけて行うこと、院内に技巧所を持っていることで行えること、予防歯科に力を入れていること。
またインプラントについては実際に治療を行った患者さんの話なども挟みながら、この歯科医院が持つ強みを余すことなく語っています。時間の長さを感じさせないハイクオリティな動画です。

まとめ

Webサイトの力を強める画像&動画コンテンツの実例、いかがでしたでしょうか。すでに導入されている方も、導入を検討している方も、自分が見ていいなと思えるコンテンツを参考に「自医院ならどうか」を考えてみてください。

 

 

【参考記事】
歯科医院のホームページ制作・専門サイト制作のデザイン考
1回:「小児歯科」のWebサイトデザイン
第2回:「矯正歯科」のWebサイトデザイン
第3回:どんなサイトにも使える「コンセプトワーク」
第4回:は特徴の乏しい歯科医院を魅力的に魅せる「コピーワーク」
第5回:Webサイトの力を増す「画像&動画コンテンツ」

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