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歯科WEB集患ブログ

歯科医院のブログを集患の武器に使うためのシンプルな答え

インバウンドマーケティングアクセスアップコンテンツアクセス解析ブログネタ

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あなたの歯科医院のホームページにはブログがありますでしょうか? そして、そのブログは更新の手間に見合う貢献をしてくれていますか?
Webでの集患を意識されている歯科医院のホームページには大抵の場合院長ブログやスタッフブログが併設されていると思いますが、残念なことに集患につながっているだろうブログはごく一部のように見受けられます。
更新されていないのは論外として、診療時間の変更などの連絡事項だけが記載されていたり、「忘年会をしました」「〇〇へ行って来ました」というごく短い記事ばかりであったり。確かに更新することはとても大事なことなんですが、毎回そればかりだと「ユーザーに有益な情報」とはみなされないため、Googl検索での上位表示には貢献できず、集患へもつながりづらいですね。
多くの歯科医院では、恐らくホームページを制作されたときにブログの効果的な書き方についてもレクチャーを受けているかと思いますが、いまいちど「ブログを歯科医院の集患の武器に使うための方法」について確認をしてみましょう。

【参考記事】キーワード設定で悩める方必見! 競合との差別化はこうしてはかる

患者さんが歯科分野で求めている情報は意外なほど普通なこと

まずは基本のきとして、「集患に貢献=検索で上位に来る」でしたね。
歯科医院ごとに「何を勝負キーワード」にするかを決めてホームページのコンテンツにて対策済みかと思います。ブログではこの「勝負キーワード」を強めるのと同時に「ロングテール」と呼ばれる検索件数は少なくとも確実に検索の需要があるキーワードをいかに増やしていけるかが一つのポイントとなります。

では、具体的にどんなキーワードを選んだらよいのでしょうか。
歯科医師会が行った調査によると、一般の人が歯科医師会から欲しい情報は以下の内容になっています。

  • 歯や口の中の主な疾病とその予防方法(46.2%)
  • 歯の正しい磨き方(40.3%)

何のことはない、求められているのは基本的な日常の口腔ケアに対する情報のようですね。 また、年代やジェンダー別の要望に注目すると、各層の興味がそれぞれに違うことがよくわかります。

  • 20・30代 正しい歯の磨き方
  • 女性20・30代 子ども向け歯の手入れ方法や予防方法、食育
  • 60代以上 高齢者向け歯の手入れ方法や予防方法、介護予防、歯と健康長寿の関係、義歯やブリッジなど治療した歯の日ごろの手入れ方法

ブログというと「頻繁に更新したいとは思うけど、何を書いたらいいのか困る」とお思いの方も多いと思います。しかし、上記の調査結果を見る限り、日々の治療例や、世代別、ジェンダー別に特徴的な疾患などをピックアップしていれば、それが患者さんのニーズ(知りたいこと)に自然にマッチしてくるのだと言えます。

ブログで狙うべきロングテールキーワードのヒントは急患にあり

患者さんが歯科医院をWebで検索するのはそこへ行く目的がある時ですね。その目的の切迫感別に、次の3タイプに分けられると思います。

  • 不具合・不便が発生し、いますぐ歯科医院へ行く必要がある
  • 具体的な悩みがあり、近々行く必要がある
  • 予防歯科や審美歯科など、興味があるのでそのうち行きたい

そのうち手っ取り早く集患につながるのが「不具合・不便が発生し、いますぐ歯科医院へ行く必要がある」方ですね。具体的には以下のような状況が考えられます。

  • 歯が痛む
  • 詰め物、被せ物、差し歯が取れた
  • 歯が折れた、欠けた
  • 歯がしみる
  • 歯茎が出血

上記のような症状を抱え、今日、今すぐにでも治療を受けるために歯科医院を探したいという人がするであろう行動は、「自分の抱えている症状を自分に都合のいい条件で治してくれる歯科医院をインターネットで検索する」ことだと思います。

卑近な例で申し訳ありませんが、筆者の場合、勤務中にガムを噛んでいたら、ガコッという鈍い衝撃とともに口の中に違和感が走りました。被せ物が取れたのだと思ったら、被せ物がついたまま歯が途中から折れていました。後でわかったことですが、10年くらい前に歯根治療をした歯で中が虫歯でボロボロになっていました。
折れた歯を見た時は相当に焦り、昼休みに早速歯科医院を探しました。

  • 「歯が折れた 歯科 京都駅」・・・職場近くの歯科医院を探す
  • 「歯が折れた 歯科 西京区」・・・自宅近くの歯科医院を探す

といった感じで探しましたが、これと言って思うところがヒットせず、結局は自宅の近くで以前に通ったことのある歯科医院へ電話をかけて予約をしました。

急患で治療に来られる人の大半は同じような段取りを踏んで来院されているのではないでしょうか。
つまり、急患の来院理由がそのまま検索キーワード候補となり得るのです。

例えば筆者が調べた「歯が折れた+歯科+地域名」というキーワードを、Googleキーワードプランナーで調べてみます。
キーワードプランナーはどんなキーワードが月間どのくらい検索されているかが調べられる便利なツールです。Googleのアカウントがあれば無料で使えます。
【参考記事】アナリティクスやWMTだけじゃない!無料で便利なWebマスター向けGoogle公式サービス

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「歯が折れた」は月間1000件の検索ニーズがあり、検索キーワードに設定した際に、競合する他医院の数が少なく、検索で上位表示される確率は高いという結果ですので、「ロングテールキーワード」には適していると言えます。
さらに、関連のあるキーワードを見ると「歯が欠けた」は月間検索数44,000件、競合性「低」とありますので、こちらも狙い目ということですね。

歯科医療の現場では恐らく「歯の破折」と表現するかと思いますが、ホームページやブログで集患のために掲載する言葉はあくまでも「歯が折れた」「歯が欠けた」など患者さん側に馴染みのある言葉を選択する必要があるのです。
こうした言葉は患者さんの言葉に耳を傾けていれば知ることができます。試しに急患で来た患者さんに「今日はどうしましたか?」と尋ねて、どんな言葉で自分の状態を説明するかを聞いてみてください。そこにロングテールキーワードが潜んでいるのです。

「症例」ほど端的で優良な集患ネタはない

さて、では急患の患者さんが検索で自医院のホームページやブログを発見してくれたとします。そのとき、どんな情報が掲載されていたらその患者さんの予約を取れるでしょうか。
歯科に行こうとする人、特に急患の人は大きな不安をもっています。
「折れた歯はどうなっちゃうんだろう? 抜かないといけないのかな?」
「この尋常じゃない歯の痛み、神経取らないといけなかったらどうしよう?」
こうした不安を取り除くには、同じような症例に対しての解説であったり、治療実績であったりします。
自分と同じような状態の歯がきれいに治っている結果を見るほど安心できることはありません。
また、1回の治療でどこまで治療できて、何回くらい通わないといけないのかも、初めて行く歯科医院では重要な判断材料となるでしょう。

具体的にはどんな記事を書けばよいのか。「歯科 ブログ」で検索するとヒットした(条件:googl 2016/02/12 @京都)上位2軒の歯科院のブログがとても参考になるのでご紹介します。

歯科医院のWeb集患キーワードのお手本

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歯医者が教える歯のブログ 

こちらのブログのテーマ選び、タイトルワークは、まさに「歯科医院のWeb集患キーワードのお手本」さながら。

  • インプラント(49,500、高)/差し歯(18,100、中)
  • 歯周病(49,500、高)/歯茎(12,100、低)
  • 歯根嚢胞(8,100、低)
  • 銀歯(8,100、中)/ 虫歯(49,500、低)

検索時にトップに表示されるブログ記事の見出しだけ見ても、明らかに競合を意識した上でのキーワード選択になっています。「銀歯」は歯科医師はあまり使わない言葉でしょうが、昭和全盛期に育った患者さんは大抵、金属の被せ物を「銀歯」と呼びますからね。

またこのブログのよいところは、それぞれのテーマについてかなり詳しく掘り下げてあり、知りたい人にとって知りたい情報が網羅されている点でしょう。
例えば下記のブログ。

「あなただけではない!歯がボロボロで歯医者に行けなかった方の治療法」

実際に“ボロボロの歯”が劇的に治っている症例写真が複数載せてあり、見た人は「こんなにボロボロの歯でも治るのか」「それなら自分も…」という希望を抱かせるに十分なインパクトがあります。

ナチュラルにGoogleに好かれるブログ

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KU歯科クリニック

こちらの歯科医院は日々の症例を簡単に読める短い記事にうまくまとめて次々にアップしていっています。多い日には1日に複数の記事を掲載することさえありますが、それぞれが500字程度の文章と症例写真で構成されているので、読むのに苦痛を感じず、それでいて患者が知りたい「ビフォー&アフター」の情報をしっかり伝えることができています。
また、時折入る専門的な機械の紹介や研修などのイベントごとなどの記事からは先生や医院のカラーがよく伝わり、信頼やブランド確立に貢献しています。
確かにロングテールのキーワードを狙うのであれば記事の文字数は多いほうがSEO的には有利な場合もありますが、

  • 更新頻度の高さ
  • ユーザーに有用な記事
  • 記事のクオリティを担保するオリジナルの写真素材

こうした評価の高いポイントをいくつも押さえることによって短めの記事でも上位表示を狙うことは十分に可能だと言うことがわかります。

「症例」というネタは歯科医師であれば誰でもがオリジナルのものを数多くお持ちだと思います。患者さんにあらかじめ掲載の許可をいただき、撮影をする手間はありますが、積み重ねることで確実に集患に役立つブログ記事を作成することができるのは大きな魅力ではないでしょうか。