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困ったら近くを探せ! コンテンツネタ探しに使える3つヒント

インバウンドコンテンツ

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日頃ブログなどの更新をしていると、どうしてもコンテンツのネタに行き詰ることがあります。そんな時は、身近な情報に一度目を向けてみてください。皆さんが日頃普通に思っていること、感じていること、知っていることでも同じ立場ではない人にとっては、とても貴重な情報である場合が多いのです。「こんなの常識では?」という発想を一旦捨てて、身近にある情報を見直してみると、思いのほかネタとなる情報が存在します。今回はコンテンツのネタに行き詰った時のネタ探しのヒントをお伝えします。キーワードは専門性と実体験です。

専門家の持つ情報は最も質の高いコンテンツ

皆さんはすでに立派なコンテンツクリエイターであると言えます。なぜなら歯科医としてプロフェッショナルだからです。誰も知らない専門性こそが、最も強力なコンテンツとなりうるのです。

例えば個人向けのコンテンツとして「プロが教えるドライビングテクニック」のようなものがありますが、それはもとはと言えば、著者が実際にプロのドライバー時代に使っていたいわば当たり前のテクニックです。それを分かりやすくDVDなどに落とし込むだけで、高価であっても売れていきます。

  • 専門的な知識
  • 専門的なノウハウ
  • 専門的な(プロにしか味わえない)経験

これらは、その領域外の人から見れば、いくら頑張っても得ることができないものです。あなたが今の診療や医院運営を行っていくうえで「当たり前」のことが価値ある情報です。ごく身近なところに良質のコンテンツのネタは落ちているものです。

最も価値のあるのは一次情報

さらにもう1点、実体験に基づいた情報も価値の高いものです。現代はインターネット上に情報が溢れていますが、その多くが自分の体験ではないもの、誰か他の人間の体験です。実体験に基づく情報は「一次情報」、それに対して人の体験や発言をネットや書籍等を介して得る情報は「二次情報」と呼ばれますが、そういった二次情報が氾濫すればするほど、生の情報である一次情報の価値が上がって来ます。二次情報が必ずしも価値の低いものばかりとも言えません。それこそ巷にあふれている情報を、分かりやすく整理し、不要なものは切り捨て、新たな視点をもってまとめ上げる行為は、二次情報としても十分に価値あるものです。しかしそれも有用な一次情報が存在してこそできる事です。

以上のように、プロとしての専門的な知識やノウハウと、実体験としての一次情報は情報としての価値が高いものです。読者や患者さんの役に立つものが多くあります。そして、そのようなコンテンツのネタは、皆さんの日常の(プロの)仕事の中にこそあります。

「こんなことは常識だよね」
「これはいつもやっていることだから、コンテンツなどと呼べるものじゃないだろう」
実はそのような中に大切なネタが沢山埋もれているのです。

コンテンツネタの事例

日頃の仕事の中から出てくる、専門性や実体験に基づいたコンテンツネタの事例をご紹介します。

1.患者さんボイス(一次情報=実体験の有効利用)

多くのWEBサイトや広告で、実際にその商品やサービスを使ってみた「お客さま体験レポート」を見かけます。特に目新しい手法ではありませんが、継続的に用いられているということは、それだけ価値があり、効果があるからでしょう。お客さまの実体験に基づいた一次情報ですので、価値があり効果も上がるのです。歯科医では次のような使い方が有効です。

  • 実際の治療内容を患者さんに語ってもらう
    医師視点ではなく患者さん視点なので、「どんな感じなのか」という心理面/印象面も含めてより具体的なイメージを提供することができる。
  • 治療の結果や効果、その後の経過などを患者さんに語ってもらう
    医師や医院の立場からだとどうしても宣伝的なイメージでとらわれやすい。患者さんの立場から語られると、中立的な印象を与え信頼性が増す。

コンテンツの形式は「インタビュー形式」が基本ですが、表現方法は文字、写真付きインタビュー、動画などさまざまな方法がありますので状況に応じて選択するとよいでしょう。

2.歯の健康のために日常生活で役に立つ実用的な情報やツール(日頃あまり意識しない専門性)

医師にとっては「ちょっとしたこと」「こんなことはあえて言うまでもないか?」ということでも、患者さんにとっては気づきとなる場合が多くあります。例えば、日ごろの歯磨きや歯のお手入れで、少し工夫したり気をつけるだけで歯やお口の健康に役立つようなことは案外あるのではないでしょうか。そのようなネタを日頃からメモしておき、定期的にブログなどで情報発信していくと、思いのほか患者さんの役に立つコンテンツが出来上がります。それほど凝った表現にする必要もありませんし、短い文章でも問題ありません。

また実用的なツールの例としては、そのまま印刷すれば使える「子供さん向けの歯磨きチェック表」などを作成する、というのもよいでしょう。フォーマットは毎食後にチェックできるカレンダ―式の簡単なものでよいと思いますが、その中に正しい磨き方などをイラストや写真で表記しておくと、子供さんに対する歯磨き指導にもなります。シンプルなものですが、各ご家庭で作るとなるとなかなか難しいものです。
他にも「こんなものがあったら便利かもしれない」という気軽な発想で考えれば、さらに良いアイデアも生まれてくるでしょう。

3.歯科医にしか分からない歯科医の情報(専門性&一次情報)

歯科医にしか分からない一次情報で、かつ専門的なものがあります。例えば「良い歯医者の見分け方」や「どのような場合にどのような治療法があるのか、適しているのか」などの情報です。気軽に提供できるような情報ではありませんが、その分、患者さんにとっては非常にありがたい情報です。ポイントは「内容が客観的であるかどうか」です。自医院を中心に書くのではなく、あくまで第三者的な立場で記述することにより、信憑性が生まれます。一般的な歯科医の選択基準や、セカンドオピニオン的な利用のされ方をすれば、自医院の信頼性を高めることになります。

まとめ

  1. 専門的な知識やノウハウ、経験はそれだけでも立派な価値がある
  2. 実体験に基づいた一次情報は、間接的な二次情報より価値が高い
  3. 日頃のプロの仕事の中に、良質のコンテンツネタが存在する

なかには「そこまで情報を出してしまって大丈夫か」と思われるような内容があるかもしれません。もちろん守秘義務等に反するよう内容は開示できませんが、情報の出し惜しみをするのもあまり意味がありません。日頃から患者さんに役立つ貴重な情報を提供することにより関係を構築しておけば、実際に顧客化するためのコストはグンと下がります。患者さんがいつ「歯医者に行きたい」と思うかは予測できません。いざ「歯医者に行こう」と思った時に真っ先に名前の思いつく歯医者でありたいですね。