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キーワード設定で悩める方必見! 競合との差別化はこうしてはかる

インバウンドマーケティングアクセスアップ

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ホームページのコンテンツづくりにはさまざまなやり方があります。患者さんのニーズを捉えた上で自医院の強みを訴求していく方法、インパクトのあるオファー(購入条件)を提示して患者さんの心をつかむ方法など。その他にも、特にインバウンドマーケティングにおいて効果のある方法があります。

コンテンツの中で使う言葉を先に決めておき、それをキーワードにコンテンツを作成していく方法です。検索でよく使われるキーワードを設定すると、検索に引っかかりやすくなり、ユーザがホームページを訪れる機会が増える、という訳です。これだけ聞くと何か「検索で引っかかりさえすればよい?」ような少し悪いイメージを持たれるかもしれませんが、そんな事はありません。実際には他の手法と合わせて、最終的なコンテンツのテキストの作成時に、そのキーワードを「埋め込む」ようなやり方が用いられるので、「検索のためだけの無意味なコンテンツが量産される」ようなことにはなりません。それでは具体的にどのような考え方や方法でキーワードを決めていけばよいのかを、続いてお話しします。

どんなキーワードが優れたキーワードか?

「検索されやすくする」という目的ですので、検索数が多いキーワードが良いキーワードと思われるかもしれません。しかし単純に「検索数が多い」キーワードは、一般的によくく知られている言葉ですので、競合が同じように着目している場合がほとんどです。すなわち「よく検索されるワードだが、競合が多いので自分のホームページに流れてくる確率は低い」という事です。このような言葉は「ビッグワード」と呼ばれ、例えば大手企業が資金力や物量に物を言わせてSEO対策を行うケースが多く、そうなると小さな組織は勝ち目がありません。分かりやすい例で言うと「自動車」や「パソコン」などがこれに当たります。ですので、より良いキーワードは、「競合が少ない」言葉という事になります。さらに言うと「競合が少なくて、ユーザーに多く検索されている」言葉が理想のキーワードと言えます。

少し例を見てみましょう。通常歯科医院の検索で使われるキーワードとして思いつくのは「歯医者 地域(地名等)」でしょう。これでは、どう見ても競合が多そうです。そこで少し視点を変えてみます。

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「審美歯科 地域」ではどうでしょう。ぐっと競合が減るのではないでしょうか。もちろん自医院の強みが審美歯科でなければ結果的には効果が薄れる可能性はありますが、それでもちょっと視点を変えてキーワードを入れ替えるだけでも、WEB上での戦いが楽になるイメージは持っていただけると思います。それでは「良いキーワード」はどうやって見つけていけばいいのでしょうか。

基本は「患者さんの立場になって考える」こと

患者さんは自分の言葉で検索します。検索で使う言葉は、自分の悩みや欲求、気分などが表れたものです。従って、患者さんを知る事が大切になってきます。「顧客を知る」。どのようなビジネスでも共通の基本中の基本ですが、ポイントは「どこまで深く、リアルに知るか」「いかに患者さんの立場に立って発想できるか」です。表面的に知ったつもりになっても、そこで出てくるキーワードは恐らく一般的なビッグワードに近いものになるでしょう。深く考えれば考えるほど、本当に患者さんの持つ悩みや要求に近づいていき、それと同時にライバルと差別化できるキーワードに巡り合うことが可能になってきます。

具体的なキーワード選定のテクニック

●別の視点で見てみる

一方向からの視点だけでなく、通常眺める場合とは違った視点で見てみると有効なキーワードが見つかる場合があります。

例えば「歯医者 インプラント」「歯医者 矯正」など、自医院で特に推したい診療内容を設定する事はできますが、これでは同じような他の歯科医とバッティング、すなわち競合します。さらに、より詳細の診療内容をキーワードとする事もできますが、それではターゲットを狭めてしまう事にもなりかねません。

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ここで少し視点を変えて、患者さんの置かれている状況を想像してみましょう。例えばインプラントの診療を希望されている患者さんがおられたとしても、お一人お一人の患者さんが抱える状況はさまざまです。

「仕事が忙しくて土日返上で働いているので、診療に行きたいけどなかなか行けない」
「小さな子供がいるので安心して診療を受けられるか心配」
「足腰が弱い、又は不自由なので駅から近い所でないとなかなか通えない」

など、それぞれの状況に合わせて発想すると

「夜間、深夜、休日」
「子供、安心、キッズルーム」
「駅近、都心、駐車場」

のように、より具体的で、競合とも差別化できるキーワードが出てきます。

●ネガティブな要素も考える

「ネガティブな要素」というとマーケティングではタブーのように思われるかもしれませんが、むしろその逆です。ネガティブな要素は患者さんが感じる不満や不安や悩みを表しており、それらの裏返しがそのままニーズになるケースが多くあります。

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「矯正 効果」「矯正 方法」

など、ポジティブな言葉は割とよく発想されますが、逆に

「矯正 痛い」「矯正 恥ずかしい」

のようなネガティブな要素は着目されにくい傾向にあります。お分かりいただけるように、ネガティブ要素(不安や不満、悩み)を逆にした言葉、

「痛い」→「痛くない」、
「恥ずかしい」→「恥ずかしくない」、「目立たない」

などが患者さんのニーズを表現するキーワードになり、しかも直接表現されている言葉ではないため、競争相手も少なくなります。

まとめ

  1. 自医院の強みやオファーを明確にできない場合でも、効果的なキーワード選定する事によりインバウンドマーケティングの効果を上げることができる。
  2. 効果的なキーワードを設定するためには「深く」患者さんのことを知る事がポイント。
  3. 具体的にキーワードを設定する際には「視点を変え」たり「ネガティブ要素も考える」と良い結果が生まれる。

「キーワード」=「患者さんのニーズ」として捉えると、考え方としてはシンプルですが、キーワードを具体的に決める段階となると、実際の検索数や競合数などを確認しながら進める必要があります。データの入手や集計/分析などの作業も多くなりますので、そういった部分だけでも専門家に相談して進めるのが効率的かもしれません。