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歯科WEB集患ブログ

WEB集患には、まずホームページブランディング! 成功に導く3つのポイント

インバウンドマーケティングWEBデザイン

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一時期「ブランディング」という言葉のみが安易に使われ過ぎてしまったため、その本来の意味が曖昧になり、誤解も多く生じてしまいました。しかしその本質的な意味を知り実践することは、一般の企業のみならず歯科医にとっても有効な差別化手段になり得るものです。ブランディングが持つ意味を整理し、それをホームページ上で実践する方法をご紹介します。

誤解されているブランディングの意味

「ブランディング」と聞いて皆さんはどのようなモノだと思われますか。企業や商品のイメージまたはそのイメージ戦略と思われている方が多いかもしれません。しかしそれは誤解です。少し違った表現をされている場合もありますが、ブランディングの本来の意味は、

  1. 自社の商品やサービスの強みを明確にし、
  2. 他社との違いを分かりやすい形で伝え、
  3. 顧客の心の中にそのイメージを形成する。

ということです。
ポイントは「差異/差別化」と「顧客側が持つイメージが主体になる」という点。従ってブランディングは、具体的な差別化の手法といえるのです。

 

有名な「戦略的ブランド・マネジメント」という本の中で著者のケビン・レーン・ケラーはこう言っています。ブランディングとは、「精神的な構造を創り出すこと、消費者が意思決定を単純化できるように、製品・サービスについての知識を整理すること」。また、「ブランディングにとっての鍵は、ある製品カテゴリー内で消費者が知覚するブランド間の差異である」。少し表現が分かりづらいかと思いますので噛みくだいて表現すると、ブランディングとは、「その商品やサービスが消費者にとってどういった意味や価値があるのかの知識を、ちゃんと整理した形で持ってもらうように、消費者に理解しやすい形で情報を提供していくこと」であり、ブランディングのポイントは、「同じ種類の商品/サービス(テレビでも歯科医院でも)が多数ある中で、消費者がそれぞれの商品/サービスに感じる意味や価値を、いかに他社のものと差別化していくか」である、ということが言われています。

 

そしてブランディングは、WEBマーケティングにおける重要なツールであるホームページ(集患サイト)にとっても非常に重要かつ具体的なテーマです。

ホームページのブランディングを成功させる具体的な方法

ブランディングの意味が分かると、集患のためにホームページどのように活用すればよいかがハッキリしてきます。

  1. 患者さんに、他の医院とは違う自医院の強みや特長など分かりやすく伝え、
  2. それによって患者さんの心の中に、信頼や共感を持ってもらうことです。

 

例えば自医院の強みは「しっかりと治療方針や内容について説明を行い、患者さんの理解と納得を得たうえで治療しているので、信頼が厚く繰り返し来院される患者さんが多い」ということだとします。

 

ホームページ上では上記の内容を明確に、「医院長の紹介」ページや「当医院の治療方針」などのページで伝えます。また、ブログなどではより具体的な事例について説明するのが良いでしょう。例えば「こういう症例には治療方法が2通りあり、それぞれのメリット/デメリットはこのようなものである」といった内容なら事前に知っておくことも出来るので、患者さんの理解度も進みます。さらにブログなどのコメントの最後には必ず「治療内容にご不明な点があればご遠慮なくお聞きください」などを常套句として挿入しておくと、より「オープン」な印象をもっていただけるのではないでしょうか。さらに、アンケートを行って「丁寧に治療内容を説明していただいたので安心して治療を受けることができた」などの患者さんの感想を掲載するのも効果的でしょう。

 

ここで重要なのは、事前に明確にした「自医院の強み」の軸からぶれないように、繰り返し、分かりやすくメッセージを発信していくことです。それによって初めて患者さんに理解してもらい、共感してもらうことが可能になります。

ホームページができて終わりではない。むしろスタート地点

ホームページは一度作って終わり、というものではありません。その後の運用も重要です。ブログを更新したり、スタッフ紹介などを現状に合わせて修正したりなど、継続的な情報の発信とメッセージ内容のコントロールを行うことが必要になってきます。

一度きりの情報で、人がそのイメージを明確に持つことはまれです。継続的に情報発信を行うことにより、初めて強固で明確なイメージを持つことができます。さらに情報の発信が途切れることは、企業や医院が積極的に活動していない、というネガティブなイメージを与えることにもなりかねないので注意が必要です。

しかし継続的に情報を発信していると、発信するメッセージの内容や軸がぶれてくる場合があります。例えば、患者さんとのコミュニケーションを大切にしたいと思ってブログにコメント欄を設けたはずなのに、いつの間にか、身内同士のやりとりの場になってしまっていたなどはありがちな例ですが、当事者が捉えるよりもずっと、客観的に見ている側には不愉快な逸脱です。軸がぶれてしまうと、今まで苦労して培ってきたイメージを打ち消してしまう恐れがあるので、発信する内容が自医院のブランディングに即したものであるか、を常にコントロールすることが必要になってきます。

今回のまとめ

  1. ブランディングとはイメージ戦略ではなく、具体的な「差別化」の手法である。
  2. ホームページにおけるブランディングでは、自医院の「強み」を明確に分かりやすく患者さんに伝えることが重要である。
  3. ホームページは作って終わりではない。継続的な情報の発信と、内容のコントロールがブランディングを成功に導く。

 

自医院の「強みを」明確にしておくことは、ブランディングだけではなくさまざまなマーケティング活動に必要で、しかも重要なアクションです。自らの強みは何か? もっとも誇れる特長は何か? 患者さんに一番喜ばれていることはどんなことか? まずはそれを問うことから始めてみることをおすすめします。