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動画で検索上位を目指す! 動画SEOの仕組みはこうなっている

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スマートフォンなどのモバイル端末の普及で、動画がネット上で視聴される機会がますます増えてきています。それに伴いマーケティング上でも”動画コンテンツ”の重要性が高くなってきています。しかし動画コンテンツが検索結果順位にどのように影響を与えるのか、ということに関しては未知数のところも多く存在します。動画を用いて検索結果をより有利にしようとする取り組みを”動画SEO”と呼びますが、どのような仕組みで動画SEOが行われているのか、また将来的にはどのように変化していくのか、を整理し、動画コンテンツをより有効に活用するヒントをお教えします。

動画SEOとはどのようなものか

最初に確認しておきたいのは、現在の動画SEOの仕組みがどのようになっているか、ということです。ユーザーは、自分の調べたい物事を文字=テキストで検索するのにも関わらず、なぜ動画がヒットするのでしょうか。

Googleなどの検索エンジンは、常にネット上にクローラーと呼ばれるものを巡回させ、それを通じてさまざまなWEBサイトの情報を収集しています。その情報を検索結果順位に反映させているのですが、クローラーは文字情報しか認識できません。従って動画の内容を直接”見る”ことはできないのです。クローラーが見ているのは、動画に付いている「タイトル」や「説明テキスト」「タグ」などの付随情報です。これらの情報はテキストですのでクローラーも見ることができ、その「タイトル」などの内容が検索結果順位に反映されます。またそれらの付随情報と、その動画を掲載しているページの内容との関連性も影響します。すなわち歯科医のページに旅行の動画が掲載されている場合など、掲載ページにあまり関係のない動画は、通常はあまり重要視されません。

動画はSEOに有利なのか

米国のリサーチ会社Forrester Research社の調査で「動画を含んだWEBページは、含んでいないページの最大約50倍、検索結果の1ページ目に表示される」という結果が発表され話題になったことがありました。”最大で約50倍”ですので、通常はそれよりも低いと思われますが、それでも動画が検索結果順位に良い影響を与えているのは本当のようです。その理由は以下のようなものが考えられます。

●SNSで拡散されやすい

動画や画像はFacebookやツイッターなどのSNSで好んで取り扱われます。スマホなどのモバイル端末で操作する場合も多いこともあるためです。SNSで取り扱われやすいということは、一気に情報が拡散し外部からのリンク(被リンク)を多く獲得することになります。その外部からのリンクがSEOに好影響を及ぼします。

●GoogleがYouTubeのコンテンツを重視する傾向がある

公式に発表されている訳ではありませんが、Googleの検索結果順位には、YouTubeのコンテンツが有利に働くと言われています。実際上位に表示されている動画の多くはYouTubeのコンテンツです。戦略的な理由によるものとも考えられますが、YouTubeのトップページは、Googleのページランク(ページの評価)で10段階中の9を付けられており、YouTubeのコンテンツをGoogleが高く評価しているのは確実なようです。これらが動画をSEOに有利している理由だと考えられるものです。加えて、動画が検索表示される際には以下のような特徴があります。

  • 一般的に使われる単語より、あまり使われないニッチな単語の方が上位に表示されやすい
    例えば「歯磨き やり方」というキーワードで検索した場合は、1ページ目に表示されませんが、「歯磨き」よりも少し頻度が少ないと思われる「歯石取り やり方」で検索すると、動画が1ページ目に表示されます。検索順位は常に変動するので”必ずそうなる”とは言えませんが、覚えておいた方が良い特徴です。
  • より話題性や信頼性が高い動画が上位に表示される
    通常の検索と同様に、動画が複数ヒットした場合は、より話題性や信頼性が高いと思われるものが上位に表示されます。プライベートなものよりはパブリックなもの、また著名人や芸能人が関わる動画が上位表示されます。これは、通常の検索結果表示のロジックが動画にも働いているということでもあります。

動画SEOは今後どのように変化するのか

それでは、動画SEOの今後はどのようになっていくのでしょうか。将来のことまではあまり考える必要はない、と感じられる方もおられるかもしれませんが、動画コンテンツの作成自体にも関わってくる可能性がありますので、少し検討してみます。

動画SEOの仕組みをご説明した箇所で、「動画の検索結果表示は、その内容ではなくタイトルなどの付随情報が影響する」と申し上げましたが、将来的には内容自体が影響してくるものと思われます。先日Googleの新サービス”Googleフォト”がリリースされました(正確にはすでにあったサービスのブラッシュアップです)。容量無制限で写真データが保存できることで話題になりましたが、その他にも注目すべき機能を持っています。写真の画像データを識別して自動分類する機能です。色んな物事を自動認識して勝手にタグを付けてくれます。「顔認識」などの機能はすでにデジカメや画像編集ソフトに搭載されていますが、画像から具体的な物事を認識するのは実用レベルでは初めてではないでしょうか。

このことから分かるように、Googleはすでに画像からその意味を認識する技術を実用化しているということになります。また、Googleがテストを行っている車の自動運転でも、車載カメラの映像から危険察知やその他のさまざまな意味を読み取る技術を進めていると思われます。このように画像や映像から意味を読み取ることが可能になってくると、動画自体からその意味を認識することも理屈の上では可能になります。あとは動画中の音声の解析さえすれば「何の動画か?」が分かってしまいます。どれぐらいの将来かというのは何とも言えませんが、Googleのスピードはいつも我々の考えるよりも先を行くので、意外と早く「動画の内容自体が検索結果順位に影響を及ぼす」という時期が来るかもしれません。

まとめ

動画SEOに関するまとめは次のようになります。

  1. 動画の検索結果表示は、動画の内容ではなくタイトルなどの付随情報が影響する。
  2. SNSなどの拡散やYouTubeが重視されていることにより、動画は検索順位に好影響を与える。
  3. 今後は、動画の内容自体が検索結果表示に直接影響する可能性がある。

動画は、文字ではなかなか伝わりにくい内容でも、分かりやすく直観的に伝えることができる優れたメディアです。良質の動画コンテンツを作成していくことは、患者さんの役にも立ち、ひいては集患にもつながります。同じ良質の動画を作成するのであれば、できるだけ多くの方に見ていただくことでその価値も高まります。従ってSEOを意識して動画コンテンツを作成するということは、それが良質のものであれば、マーケティング的にも非常に意味のあることと言えるのです。