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「日本人は口が臭い」。不名誉な口臭問題に歯科医院ができる4つの対策

「スメハラ」という言葉をご存知でしょうか? 「スメルハラスメント」--直訳すると臭いによる嫌がらせという意味で、いわゆる社会問題ともなっているハラスメントの一種です。ただし、スメハラは臭いが原因でいじめられる被害者をさす言葉ではなく、臭いを発して人に迷惑をかける加害者側に対して使われる言葉です。
人間の臭いの元は様々にありますが、スメハラの最大の原因は口臭です。そして、この口臭によるスメハラ、じつは誰にとっても他人事だと片付けられないショッキングな調査結果があるのです。調査に参加した100名の在日外国人の7割に当たる人が「日本人は口が臭い」と感じ、5割の人が「2020年のオリンピックまでにエチケットとして改善を望む」というものです。
口の健康を守る歯科医師としてはちょっと捨て置けないこの結果。今回は日本の「おもてなし」に関わる口臭問題を採り上げてみたいと思います。

在日外国人の7割が感じた「日本人の口は臭い!」「改善すべき」

歯ぐきの健康を通じたカラダ全体の健康を推進する団体オーラルプロテクトコンソーシアムが、米国と欧州出身の在日外国人100名を対象に行った「オーラルケアの実態に関する意識調査」によると、約7割の人が「日本人の口臭にガッカリした経験がある」と回答したという結果が出ました。

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口臭を感じるシチュエーションとして、1位は「公共交通機関(電車・バス・タクシーなど)」が挙げられています。また、2020年のオリンピックに向けて、「日本人は口臭の改善を試みるべき!」と半数以上の人が回答しているとのことです。
そもそも“清潔好き”として知られる日本人が実は“口が臭い民族”だったとレッテルを貼られるのは、なんともやるせないもの。
これらは、欧米先進国の予防歯科意識の高さに比べて、日本はデンタルIQ後進国として遅れをとっていることが原因のもよう。歯科医院としてどんなことができるか具体的に考えていきましょう。

35歳以上の日本人の8割が、口臭の原因となる歯周疾患に罹患

厚生労働省が出している「e-ヘルスネット」の情報では、35歳以上の日本人の8割が、歯肉に何らかのトラブルを抱えているという調査結果があります。(e-ヘルスネット 歯周疾患の有病状況

e-helthnet

このうち、口臭につながりそうなレベル3以上の重篤な状態は、35~44歳で25%弱、45~54歳で30%強、55-64歳では50%近くの人が該当し、年齢があがるにつれ、増えていきます。
最近では子供世代を中心に予防歯科が普及し始めていることもあって、歯周病の罹患数自体は、わずかではありますが、全体として減少傾向にあります。
とはいえ、10人中7人の人(つまりは大半の人)に「日本人の口は臭い!」と思われている状況はなんとかしたいところです。

歯科医院がすぐにできる「自分の口臭を自覚してもらう」お手伝い

昨今では、口臭に悩む人も増えており、歯科医院や総合病院に、口臭を専門的に扱う「口臭外来」を設けているところ徐々に増え始めています。
口臭の原因は歯科的要因だけではないため、歯や歯肉の健康状態の改善だけでは口臭のすべてには対応できず、他の原因の場合はしかるべき医療機関を紹介する必要がありますが、まずは患者さんの「口臭に関する悩みを聞く窓口」が、身近な歯科医院にあるのは患者さんにとっては大きな安心につながることでしょう。
「口臭外来」として大々的に看板を掲げるには、専門知識も必要となりますが、いますぐできることとしては、歯の健康状態と口臭が密接な関係にあることを知ってもらい、自分の口臭の状態について客観的に自覚してもらうことです。

口臭のやっかいなところは、自覚症状が薄いところです。臭いは一定時間以上嗅ぎ続けていると嗅覚に疲労が生じて、それ以上は臭いを感知できなくなってしまうという特徴があります。そのため、自分では自分の口臭に気付きにくいのです。
そこで、医院の片隅で、口臭を簡単にチェックできる方法を紹介するのもよいのではないでしょうか。

  • コップや小さなビニール袋の中に息を吐き、その臭いを嗅ぐ
  • デンタルフロスを使って、その臭いを嗅ぐ
  • きれいに洗った手の甲をなめて乾かし、なめてない手の甲の臭いと比べる
  • ブレスチェッカーで口臭を計測する

以上のような簡単な方法があります。ブレスチェッカーは、医療用の高額なチェッカーがあれば正確に計測できますが、市販の簡易なものであっても、患者さんに「自分の口臭に意識を向けてもらう」には十分でしょう。

まとめ

  1. 日本人は口臭のする人が多いという事実を知る
  2. 口臭に関する知識を高める
  3. 自分の口臭を自覚する
  4. 口臭がある場合は治療や対策をする

患者さんへのこうした地道な啓蒙活動が、何より、われわれ日本人の口腔の健康に寄与することは間違いありません。また、その結果、2020年に訪れる外国の方々の評価もあがれば、言うことありませんよね。

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